人の心の声・人の過去、現在、未来・霊…すべてが見えてしまう男、醍醐 儀一。
そして、学校一目立たない地味な高校生、戸門 英太。
二人は、ただのクラスメイトとして生活していた。
そんなある日、ひょんなことがきっかけで、見えていた戸門の死期を告げる醍醐。
それはなんと… 3日後 だった。
「死ぬのは嫌だ。助けて欲しい。」
そう告げられた醍醐は、死なない様協力する代わり
3日分のランチを求めるのだった――
戸門の死因に関わっている3人の不良達。
彼らの弱みを掴むことによって、死ぬ未来を回避しなければならない。
時に合コンをしてみたり、時にフリースローをしてみたり。
二人の、そんな妙な3日間が幕を開ける。