効果音(SE)を鳴らすタグと、効果音を消すタグの紹介です。再生する音声ファイル、はmyproject→ゲーム名フォルダ→data→soundフォルダに配置します。
効果音を複数同時に流したいという方はこちらの記事を参照してみてください。↓
パラメータ一覧
パラメータ | 必須 | 解説 | 初期値 |
---|---|---|---|
storage | ◯ | 再生する音楽ファイルを指定します。 | |
buf | × | 効果音を再生するスロットを指定できます。すでに指定スロットで再生中の効果音がある場合、その効果音は停止されます。 | 0 |
loop | × | ループするかどうか。trueまたはfalseで指定します。 | false |
sprite_time | × | 再生する区間を指定できます。開始時刻と終了時刻をハイフン繋ぎでミリ秒単位で指定します。たとえば6000-10000と指定すると00:06~00:10の4秒間を再生します。loop属性がtrueの場合、この間をループ再生します。 | |
clear | × | trueまたはfalse。trueを指定すると、他のスロットで再生中の効果音がある場合、そちらもすべて停止します。音声などはtrueが便利でしょう。 | false |
volume | × | 再生する音量を指定できます。0〜100の範囲で指定して下さい。 | |
html5 | × | 通常は指定しなくてOKです。HTML5 Audioを使う場合はtrue、Web Audio APIを使う場合はfalse(デフォルト)で指定します。 | false |
対応している形式について
mp3形式推奨。ogg、m4a、wav形式にも対応します。
ただし、ogg形式は一部のブラウザにおいて動作しません(Safari)。ogg形式を使う場合、IEとSafariにも対応させるためには、同じフォルダに同名のm4aファイルを用意してください。そうした場合、Safariでは自動でm4a形式のファイルが選択されるようになります。(ブラウザゲームとして公開しない場合は不要)
公式HPでは↑このように書いてありますが、私は基本的に効果音をダウンロードするときは毎回ogg形式にしています。
というのも、私はティラノスタジオでゲームを制作しており、ゲームの出力をする際に自動的にm4a形式を生成してくれる機能があるからです。
効果音を鳴らす[playse]使用例
[playse storage="データ名.ogg"]
.oggの部分に関しては、ご自身が使用される効果音データの拡張子を利用してください。
効果音をループする
例えば、心臓の音をドキン!ドキン!と繰り返し鳴らしたいときなどは、こんな感じに書きましょう。すると効果音を止めるまでずっと鳴り続けます。
[playse storage="データ名.ogg" loop=true]
効果音を消す
[stopse]
これだけです(笑)複数効果音を使用しており、そっちを消したい方は[stopse buf=数字]のように書いて下さいね。
効果音のオススメのダウンロード先
私はいつもこちらのサイトにお世話になっています。↓
効果音をフェードイン
音楽同様に効果音もフェードイン(だんだんと音を大きくしていく)できます。↓
[fadeinse storage="効果音名.ogg" time=1000]
storage=”ここに効果音名を書く。拡張子はそれぞれ保存したものを(.mp3とか)”
time=1000というのは、1秒かけてだんだんと音を大きくしますよ~と言う意味です。
一文字はこれ、人の足音とかに使いました。だって歩み寄って来るのにいきなりデカい音って言うのはちょっと違和感があると思いませんか?
効果音をフェードアウト
音楽同様に効果音もフェードアウトできます。↓
[fadeoutse storage="効果音名.ogg" time=1000]
storage=”ここに効果音名を書く。拡張子はそれぞれ保存したものを(.mp3とか)”
time=1000というのは、1秒かけてだんだんと音を小さくしますよ~と言う意味です。(正直に言いますがフェードインの説明をコピペしただけです)
フェードアウトすると段々と遠のいていくイメージが完成します。