<table>タグとは
<table>タグとは表自体を表します。
<table>と</table>で囲った部分を表にしますよ~というタグになります。行や列を挿入するのはまた別のタグとなり、それらは<table>タグの内側に書きます。その行や列をひとつのテーブルですよ~とまとめるためのものです。
<tr>タグとは
<tr>タグは行を表すタグになります。必ず<table>タグ内に記入します。
また、この<tr>タグと</tr>タグの内側には、列を表す<td>タグを書きます。
<td>タグとは
<td>タグとは列を表すタグになります。必ず<table>タグ内に記入します。
<th>タグとは
<th>タグとは見出し列にするタグになります。見出しタグはこのようなものです。
ここにth | ここにth |
---|---|
項目1 | 項目2 |
こうすると見出し列(この場合、ここにthの部分)となりCSSがなくても文字が太くなって中央ぞろえになり目立つようになるのと同時にSEO対策的にも効果があります。
<caption>タグとは
<caption>タグはテーブルにキャプションを付けることが出来るタグです。キャプションというのは、補足のようなものです。1つの表に使えるcaptionタグの数は1つまでです。
このタグは必ず<table>タグの直下に書く必要があります。ただそうすると、テーブルの行や列の上に表示されてしまいちょっとおかしなことになるので、表示される位置を変更するのにCSSを使いましょう。
caption {
caption-side:bottom;
}
<thead>タグ・<tbody>タグ・<tfoot>タグとは
<thead>タグ・<tbody>タグ・<tfoot>タグとは、各要素をグループ化するためのタグです。グループ化することによってその部分のデザインが一括で変更出来たりします。
- <thead>タグは表のヘッダー部分(見出し部分)としてグループ化する要素
- <tbody>タグは表のボディ部分(内容)としてグループ化する要素
- <tfoot>タグは表のフッター部分としてグループ化する要素
<thead> | でまとめる | 部分 |
---|---|---|
<tbody> | でまとめる | 部分 |
<tbody> | でまとめる | 部分 |
<tfoot> | でまとめる | 部分 |
<thead>タグ・<tbody>タグ・<tfoot>タグの使い方
<table>
<thead><tr><th>教科</th><th>点数</th></tr></thead>
<tbody><tr><td>数学</td><td>50点</td></tr></tbody>
<tfoot><tr><td>平均点</td><td>50点</td></tr></tfoot>
</table>
教科 | 点数 |
---|---|
数学 | 50点 |
平均点 | 50点 |
<table><tr><td><th><caption>タグの使い方
<table>
<caption>ここにキャプションをかきます。</caption>
<tr><th>項目1</th><th>項目2</th><th>項目3</th></tr>
<tr><td>項目4</td><td>項目5</td><td>項目6</td></tr>
</table>
このように、まずは<table>タグで表の内容を括るための大枠を作り、中に必要な行と列を足していく感じです。この場合はこのような表に仕上がります。
項目1 | 項目2 | 項目3 |
---|---|---|
項目4 | 項目5 | 項目6 |
2行で3列の表が出来上がりました。
見出しに設定している項目1、2、3はCSSを設定していないにも関わらず勝手に中央ぞろえになり、さらに太字になっています。
<table>
<tr><th>項目1</th><th>項目2</th><th>項目3</th></tr>
<tr><td>項目4</td><td>項目5</td><td>項目6</td></tr>
</table>
まずは<table>タグで表の大枠を作り、<tr>で行を作成。その行の中に<th>タグを使って見出しの列を3つ作成し、その下にまた新たな行を追加して項目を追加しています。
<colgroup>タグ・<col>タグとは
<colgroup>タグとは、列をグループ化するタグです。必ず<col>タグとセットで使用します。
列に対してCSSで装飾を加えることが可能です。
<table>
<caption>
顧客リスト
</caption>
<colgroup>
<col span="2" class="name" />
<col span="2" class="zyuusyo" />
</colgroup>
<tr>
<th scope="col">苗字</th>
<th scope="col">名前</th>
<th scope="col">住所1</th>
<th scope="col">住所2</th>
</tr>
<tr>
<td>田中</td>
<td>タロウ</td>
<td>東京都</td>
<td>葛飾区</td>
</tr>
</table>
.name {
background-color: #d7d9f2;
}
.zyuusyo {
background-color: #ffe8d4;
}
苗字 | 名前 | 住所1 | 住所2 |
---|---|---|---|
田中 | タロウ | 東京都 | 葛飾区 |
このように、列に装飾を付けるために使うことが可能です。
scope属性とは
上の例でつけている<th>タグのscope属性ですが、これはその見出しがどの方向に効いているのかを指定する属性になります。
属性値 | 概要 |
---|---|
col | <th>タグの下に効く。例)↓ 名前 山田 |
row | <th>タグの横に効く。例)↓ 名前 山田 |
colgroup | 見出しセルが属する列グループの下にずっと効く |
rowgroup | 見出しセルが属する行グループの横にずっと効く |
auto | 自動で判断(デフォルト) |