CSSには短縮形の書き方が複数
CSSには短縮形の書き方が複数あります。このページでは、その文法的なものをまとめようと思います。
値が4つあるものの短縮形
プロパティによっては指定する値が4つあるものが存在します。例えばmarginなどのプロパティはtop,right,bottom,leftの4つを指定します。
それぞれ短縮して書くことが可能なパターンがあるので、marginを例にご紹介します。
4つの値の順番
top,right,bottom,leftの4つの値の順番は、このように回ってきます。↓
例)margin:15px 20px 25px 30px;
時計回り(15px→top 20px→right 25px→bottom 30px→left)
12時の方向からtop(上)15px、次に3時になってright(右)20px、次6時になってbottom(下)25px、9時になってleft(左)30pxの順番です。それを踏まえたうえでこちらが短縮形です↓
短縮形の書き方
- 各要素の値が違う場合
margin:15px 20px 25px 30px;(上15px,右20px、下25px、左30px) - 各要素の値が全部同じ場合
margin:0;(top,right,bottom,left全部0) - 上下と左右が同じ値の場合
margin:10px 16px;(top,bottomが10pxでright,leftが16px) - 左右だけが同じ値の場合
margin:10px 16px 15px;(topが10px, right,leftが16px, bottomが15px)
値が4つのときは、先ほど解説した時計回りの順番に書いていきます。次に上下左右の値が全部同じな場合はひとつだけでOKですし、0だったらpxとかもつけなくてOKです。
値が2つしかなかったら上下と左右が2つ書かれていますし、左右だけが同じ場合は値が3つになります。
カラーコードの短縮形
カラーコードは基本的に#〇〇〇〇〇〇のような形式や、orangeなどの色名で指定すると思いますが、例えば白の場合は#ffffffになります。このように同じ文字を6つ並べるのもしんどいので、短縮形ではこのように書けます。
color:#fff;
シャープはちゃんと付けなきゃだめでした。そこまでずるはできなかった。