HTML・CSS：定義リストを作成するdlタグ、定義リストを作成するdtタグ、定義リストの内容を作成するddタグ

<dl>タグ、<dt>タグ、<dd>タグとは

<dl>タグ、<dt>タグ、<dd>タグとは、定義リストを作成するタグになります。これらの３つのタグはすべて使うことによってようやく意味を成すようなタグなので、全部セットで覚えておきましょう。
<dl><dt><dd>タグは用語の説明だけではなく、Q＆Aやお問合せフォームにも使われていたりします。
各タグの働きと流れとして、まとめるとこんな感じです↓

<dl>タグ、<dt>タグ、<dd>タグの使い方

基本的には<dl>タグは<dt>タグと<dd>タグを囲む為にあるようなもので、<dl>タグと</dl>タグの中に用語名を指定する<dt>タグと説明のための<dd>タグを書きます。この<dt>タグと<dd>タグは、<dl>タグの中にいくつあっても構いません。例えば…

<dl>
<dt>用語A</dt>
<dd>説明１</dd>
<dd>説明２</dd>
</dl>

このように、１つの用語に対して複数の説明があっても構いませんし、用語が複数あっても構いません。

<dl>
<dt>用語A</dt>
<dt>用語B</dt>
<dd>説明１</dd>
</dl>

これらのタグの用途として、用語集だったりQ&Aだったりお問合せフォームだったりがあります。例えば用語集であればこんな感じ↓

<dl>
<dt>HTMLとは</dt>
<dd>HTMLとは、インターネットをうんたらかんたら</dd>
<dt>CSSとは</dt>
<dd>CSSとは、HTMLの要素を装飾するためのうんたら</dd>
</dl>

<dl>で大枠を囲い、<dt>で説明したいものの名前を指定、<dd>で詳しい内容の説明をしています。実際に表示してみるとこうなります。↓

改行などは特に入れておりませんが、勝手に入りました。次にQ＆Aならこうです。↓

普通ならば（企業なら）よくあるお問合せとかに使うと思います。
お問合わせフォームでも、フォームタグと一緒に組み合わせて使うこともできます。

<form>
<dl>
<dt>ご住所を入力してください。</dt>
<dd><input type="text" name="name" id="namelabel" placeholder="郵便番号から"><input type="submit" value="送信する"></dd>
</dl>
</form>

ちょっと不格好ですけど、こんな感じでフォームにすることもできます。