[movie]タグの機能
ゲーム画面上で動画を再生します。動画ファイルはdata/videoフォルダに配置します。
mp4形式推奨。ogv webm 形式にも対応します。
ブラウザゲームとして出力する場合、ブラウザによってはサポートしない動画形式があるので注意してください。特に、webm形式はSafariでは動作しません。
また、mp4形式はFireFoxやOperaでは動作しません。このとき、もしmp4ファイルと同じ場所に同名のwebmファイルがある場合は自動的にそちらを選択します。
2023.01.26追記
スクリプトの命令で指定するファイル形式は、基本的にmp4にしておいた方が良さそうです。
いちもんじは形式をwebmに指定してmp4も準備しておいたのですが、safari、クローム、両方ともうまく動作してくれませんでした。
…と公式では書いてありました。つまり、mp4形式とwebm形式の両方を用意しておくと完璧ということでしょう。ただ容量は重くなりますがね。
いちもんじは形式変換をいつもこのサイトで行っています。↓
https://convertio.co/ja/mp3-ogg/
[movie]タグのパラメーター一覧
パラメータ | 必須 | 解説 | 初期値 |
---|---|---|---|
storage | 〇 | 再生する動画ファイルを指定します。 | |
skip | 動画を途中でスキップできるようにするかどうか。trueまたはfalseで指定します。trueを指定すると、プレイヤーが画面クリックで動画を飛ばせるようになります。 | false | |
mute | 動画の音をミュートするかどうか。trueまたはfalseで指定します。ブラウザ上では動画を再生する前にユーザアクション(タップなど)が必要という制限がありますが、trueを指定することでこの制限を無視できます。 | false | |
volume | 動画の音量を0〜100で指定します。 |
[movie]タグの使い方
[movie storage=ファイル名.mp4 skip=true]
公式では以前再生したことがある場合のみスキップできるようにするスクリプトが書いてありましたが、一文字的には最初からスキップできるようにしておけばいいのでは?派なので↑こうなりました。
[movie]タグの注意点
スマホでゲームを遊ぶ時、PCの時のように動画は自動再生してくれません。そして、スマホやSafariブラウザなど特定の条件の下だと、[p]などユーザーからクリックもしくはタップして貰えなければ動画が再生されない仕様らしいです。(ちなみに[l]を試してみましたがダメでした。)
さらにツリー形式でサンプルコードもありましたので、それをこちらにも載せておきます。これは、プレイ端末がスマホ、もしくはサファリブラウザだったらメッセージを表示してユーザーにクリックさせる方法です。
[if exp=”$.userenv() !=’pc’ || $.getBrowser() ==’safari'”]
動画を再生します[p]
[endif]
[movie storage=”アニメ名称.mp4″ skip=true]
ただ、一文字的にはもうメッセージとか要らないから普通にクリックして貰うようにしたらいいかな?と思うので、こうしたいと思います。
@layopt layer=message0 visible=false
[if exp=”$.userenv() !=’pc’ || $.getBrowser() ==’safari'”]
[p]
[endif]
[movie storage=”アニメ名称.mp4″ skip=true]
まずメッセージレイヤを非表示にして、スマホもしくはサファリブラウザだったらクリック待ちをする、といった動作です。これはもう好みの問題だと思うので、お好きな方でやるっきゃねぇですぞ。