[deffont]タグの機能
現在操作対象のメッセージレイヤに対する、デフォルトのテキストスタイルを指定します。ここで指定したスタイルは[resetfont]タグを通過したときに反映されます。つまり、[deffont]タグを使用しただけでは実際のスタイルは変更されません。
もしもメッセージレイヤーを複数用意していて、それぞれフォントを変えたいなどがあれば、その都度この[deffont]タグを使用する必要があるということですね。
[deffont]タグのパラメーター一覧
パラメータ | 必須 | 解説 |
---|---|---|
size | 文字サイズを指定します | |
color | 文字色を0xRRGGBB形式で指定します。 | |
bold | 太字にするかどうか。trueまたはfalseで指定します。 | |
italic | イタリック体にするかどうか。trueまたはfalseで指定します。 | |
face | フォントの種類を指定します。Webフォントも利用可能。Webフォントを使用する場合、フォントファイルをdata/othersフォルダに配置し、tyrano.cssで@font-faceを設定する必要があります。 | |
edge | 文字の縁取りを有効にできます。縁取り色を0xRRGGBB形式等で指定します。縁取りを解除する場合はnoneと指定します。 V515以降:縁取りの太さもあわせて指定できます。4px 0xFF0000のように、色の前に縁取りの太さをpx付きで記述します。太さと色は半角スペースで区切ってください。さらに4px 0xFF0000, 2px 0xFFFFFFのようにカンマ区切りで複数の縁取りを指定できます。 | |
edge_method | 縁取りの実装方式を選択できます。指定できるキーワードはshadowまたはfilter。 | |
shadow | 文字に影をつけます。影の色を0xRRGGBB形式で指定します。影を解除する場合はnoneと指定します。 | |
effect | フォントの表示演出にアニメーションを設定できます。noneを指定すると無効。 effectの表現についてはfadeIn fadeInDown fadeInLeft fadeInRight fadeInUprotate Inzoom Inslide Inbounce Invanish Inpuff InrollIn | |
effect_speed | effectパラメータがnone以外の場合に、表示されるまでの時間を指定します。デフォルトは0.2sです。sは秒を表します。 | |
gradient | V515以降:文字にグラデーションを適用することができます。CSSのグラデーション関数を指定します。グラデーション関数とはlinear-gradient(45deg, red 0%, yellow 100%)のような文字列です。(やってみようと試したのですが全然できませんでした…。なんだこれ…。) グラデーション関数を簡単に作れるサイトがWeb上にいくつか存在しますので、「CSS グラデーション ジェネレーター」で検索してみてください。 |
[deffont]タグの使い方
[deffont color=”#000000″]
[resetfont]
よ~し![deffont]したぞ~!!これでフォントの色が変わる筈だ~!!…あれっ?変化ないんだが?あれっ?となりがちです。[deffont]の後は必ず、[resetfont]、[resetfont]をよろしくお願いします~!
文字色の変更について
文字色を0xRRGGBB形式で指定します。って言われても、0xRRGGBB形式ってなんだ!?って話ですよね。こちらのサイトを参照すると分かり易いと思います。#がついてる文字のことです。コピペでOK。
WEB色見本 原色大辞典 - HTMLカラーコード
色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本
フォントの種類の変更について
[deffont face=HG行書体][resetfont]
こんな形でフォントの変更は簡単にできますが、まず変更するフォントの準備をしたり前準備が必要になってきます。詳しいことはこちらの記事で紹介しています。