ティラノスクリプト：キャラクターの基本操作設定[chara_config]

[chara_config]タグの機能とは？

　キャラクター操作タグの基本設定を変更できます。
　具体的にどんな機能があるかと言いますと、例えば喋っているキャラクター外のキャラクターの明度を少し下げてみたりだとか、キャラクターが追加で登場したときの、元居たキャラクターの移動のエフェクトを変更したりだとか。そういう細かいことが出来ます。

[chara_config]パラメータ一覧

パラメータ	必須	解説
pos_mode	×	trueまたはfalseを指定します。デフォルトはtrueです。trueの場合、[chara_show]タグでキャラクターを表示したときの立ち位置を自動的に計算して配置します。
ptext	×	[ptext]で作っておいた、キャラクターの名前を表示するためのテキスト領域のnameを指定します。
time	×	[chara_mod]タグで表情を変える際のクロスフェード時間をミリ秒で指定します。0を指定すると瞬間的に切り替わります。
memory	×	キャラクターを退場させたときの表情を記憶しておくかどうか。trueまたはfalseを指定します。trueを指定すると、キャラクターを再登場させたときに、前回退場時の表情のまま表示されます。
anim	×	pos_mode=trueによってキャラクターの自動配置が有効になっている場合に、キャラクターの立ち位置変化のアニメーションを行うかどうか。trueまたはfalseで指定します。
pos_change_time	×	キャラクターの位置を自動で調整する際のアニメーション時間をミリ秒で指定します。
talk_focus	×	現在話しているキャラクターの立ち絵を目立たせる演出を有効にするための設定です。以下のキーワードが指定できます。brightness(明度)、blur(ぼかし)、none(無効)
brightness_value	×	talk_focus=brightnessの場合の、話していないキャラクターの明度を0〜100で指定します。デフォルトは60。つまり、話していないキャラクターをちょっと暗くします。
blur_value	×	talk_focus=blurの場合の、話していないキャラクターのぼかし度合を数値で指定します。デフォルトは2。数値が大きくなるほど強くぼけるようになります。
talk_anim	×	キャラクターが話し始めるときに、キャラクターの立ち絵にピョンと跳ねるようなアニメーション演出を自動で加えることができる設定です。以下のキーワードが指定できます。up（上に跳ねる）、down(下に沈む)、none(無効)
talk_anim_time	×	talk_animが有効な場合の、アニメーション時間をミリ秒で指定できます。
talk_anim_value	×	talk_animが有効な場合の、キャラクターの移動量を指定できます。（ピクセル）
effect	×	キャラクターが位置を入れ替わる際のエフェクト（動き方）を指定できます。動画で紹介します。

使用例

　この設定にしておくと、複数キャラクターを登場させたときに、誰がしゃべっているのか分かり易いのでおすすめです。

　これをすると、立ち絵を綺麗に画面の下に合わせて設定しているとき、跳ねたときに下の方が切れてしまって、か…体が切れとるやんけ！！って一気にサスペンスになってしまいますので、そんなときはそもそも立ち絵を大きいものにしておくか、登場時に高さを調整して、あらかじめ少し高さを抑えていればOkだと思います。いちもんじは実際そうやって乗り切りました。（ふぅあぶない）
　ちなみにタグはこんな感じにすればOKです。↓

　top=+数字で、キャラクター登場時の高さを抑えています。こうすることによって、切れてしまう下の方が上に上がったとしても問題なしです。もしそれでも切れてしまうのであれば、+の数字をより大きいものにすればOkだと思います。

キャラクターが位置を入れ替わる際のエフェクトって？

　気になったので調べてみました。その模様は私のYouTubeチャンネルよりどうぞ。というか、途中までほぼほぼ変わらんかったので、これは再放送か？と思ってしまいましたが、後半にかけて荒ぶっていきますので乞うご期待（笑）

　タグだけ載せておきますね。せっかくなので荒ぶってるやつをどうぞ。